糖尿病とは

糖尿病とは
予約方法はこちら

糖尿病とは

糖尿病とは、血糖値のコントロールが悪くなり、高血糖を引き超すことで、末梢神経や目、腎臓に異常を起こしたり、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わる疾患の原因となります。

糖尿病は自覚症状に乏しく気付きにくい病気ではありますが、定期的な健康診断や検診で早期発見をすることは可能です。先ずは糖尿病や血糖について正しい知識を持って正しい対処が出来るようにしましょう。

血糖とは

私たちの身体や脳は、動いたり考えたりすることにエネルギーが必要です。
このエネルギーは通常糖質や脂質、タンパク質などの形で食べ物として摂取するため、エネルギーに変える必要があります。そのためには、それぞれ特有のホルモンが必要で、糖質の場合は「インスリン」というホルモンが関与しています。
では、この「インスリン」が体内で作られるスピードが遅くなったり、作られても上手く働けなくなってしまったらどうなるでしょうか？糖質はエネルギーに変換されず、血中を漂う状態になります。この時の血液中の糖質の量の値を「血糖値」と呼びます。血糖値が高ければ、その分だけ糖質がエネルギーに変換されていないことを示しすので、身体はその分エネルギー不足であり、ふらつきやめまいなどの慢性的なだるさを感じたり、怪我が治りにくいなどのことがあります。また、血液中に余分な糖質があることで血管内壁を傷つけ動脈硬化を引き起こすこともあります。

糖尿病になると

糖尿病の症状

軽度の場合、気付かないことが多く、いつの間にか進行している場合があります。下記のような症状がある場合は糖尿病である可能性が高いので、一度岡『大上クリニック』をご受診ください。

喉が良くかわく
よくお腹がすく
頻尿（お手洗いの回数が増えた）
取れない疲れがある
ここ数ヶ月で体重が上下する
目が見えづらくなった
手先や足先がしびれたり、冷える感じがある
ちょっとした傷がいつまでも残っている

特に注意すべき問題

神経の問題

糖尿病が進行すると、手足のしびれや痛み、感覚がおかしくなることがあります。また、自律神経の問題により、胃腸や心臓、尿の出る機能にも影響が出ることがあります。

目の問題

糖尿病が進行すると、目の奥にある網膜の細い血管に障害が生じることがあり、失明の原因となることもあります。早期発見が重要であり、定期的な眼科検診が必要です。

腎臓の問題

糖尿病が進行すると、腎機能が低下することがあります。その結果透析や腎移植が必要になることがあります。透析の原因第一位は糖尿病によるものであるため、透析にならないためにも、そもそも糖尿病にならない、糖尿病を予防する必要があります。

血管の問題

糖尿病が進行すると、血管内壁を傷つけ、動脈硬化を引き起こす可能性があります。その結果、心筋梗塞や脳卒中、足の切断などにつながることがあります。

上記以外にもリスク要因としては、遺伝的な要素や肥満、高血圧、脂質異常症、喫煙などが挙げられます。また、高齢や妊娠中でもリスクが高まります。

『大上クリニック』の糖尿病診断方法

当クリニックでの糖尿病の診断には、尿検査、血液検査があります。

尿検査

尿検査では尿中に糖が含まれているかを調べます。糖尿病ではエネルギーに変換されなかった糖質が尿として体外に排出されることがあります。この値を尿糖といい、血糖値が160～180mg/dl以上となると症状として現れると言われています。尿糖であった場合、更に詳しい血液検査が必要になります。

血液検査

血液検査では、空腹時の血液サンプルを調べることで、血糖値を測定します。

空腹（＝エネルギーが枯渇している）状態で血液中にエネルギーに変換できる糖質があれば、インスリンが上手く働いていない証拠になります。空腹時の血糖値が126mg/dl以上であった場合、糖尿病型と診断されます。また、空腹時血糖値だけでなく、HbA1c（ヘモグロビンエーワンシー）という過去1～2か月の平均血糖値を示す数値でも糖尿病型と診断できます。

これは6.5％以上の時に糖尿病型と診断します。上記の様に糖尿病型と診断された場合、再度別日に来院していただき、2回連続で基準値を超えた場合、糖尿病と診断されます。『大上クリニック』では血糖値の迅速測定器がありますので、ご来院いただいた当日に診察、診断することが可能です。

岡山市東区東平島の『大上クリニック』は、呼吸器疾患、生活習慣病、循環器疾患、消化器疾患、老年疾患、甲状腺疾患、感染症を扱うクリニックです。ご自身やご家族の身体や健康で少しでも不安なことがありましたら、お気軽にご受診ください。

WEB予約はこちら