喘息
以下の症状に当てはまる方は喘息（ぜんそく）かもしれません
・呼吸が苦しい、または息が詰まる感じがする
・咳が続く、特に夜間や早朝に悪化する
・呼吸時にヒューヒューという音がする
・運動や冷たい空気で呼吸が苦しくなる
これらの症状に悩まされている方は、喘息の可能性があります。適切な診断と治療のために、一度『大上クリニック』にご来院ください
喘息とは？
喘息は、気道が過敏に反応し炎症を起こすことで、気道が狭くなり、呼吸が苦しくなる状態を引き起こします。
アレルギーや遺伝、環境因子などが喘息の発症に影響を及ぼします。喘息は、アレルギーなどが原因となって呼吸器系の一部である気道に慢性的な炎症が起こり、咳やたん、発作などの症状が生じます。喘息の症状は個々人によって異なりますが、一般的な症状には呼吸をするときに「ヒューヒュー」や「ゼーゼー」などと音がしたり、呼吸困難、胸の圧迫感、咳やたんがあります。
また、喘息を患っている人の気道は慢性的に炎症を起こしているため、少しの刺激でも気道が過敏に反応してしまいます。過敏に反応し炎症が長期に渡り続くことで、気道が繊維化し、狭い状態のまま元に戻らなくなることで、治療しても治りにくかったり、重症化となってしまうこともあります。
成人喘息とは
- 喘息というと小児喘息が続いていることや、長期間無症状であったのに大人になってから再び発症すると考えている方が多いですが、大人になってから発症する（成人喘息）もいます
- 小児喘息ではそのほとんどがアレルギーが関連しているアトピー型喘息と呼ばれるものですが、成人喘息ではアレルギーが関連しているのは6割程度であり、残り4割は非アトピー型喘息というものです。
喘息の予防方法
喘息の予防には、トリガー（発作を引き起こす要因）の特定と避けることが重要です。喘息発作を起こさないために、気道の炎症の原因となるアレルギー反応や風邪、ウイルス、冷たい空気、運動、ストレスなどを抑えることが重要です。
『大上クリニック』での喘息の対応
- 『大上クリニック』では、喘息の疑いがある方に対して、肺機能テストやアレルギーテストなどを通じて診断を行います。治療は主に症状を抑える薬物療法が中心となりますが、生活習慣の見直しや呼吸法の指導も行います。症状が重度の方には、専門の医療機関への紹介も可能です。
- 喘息の治療には症状がなくても毎日使用することが求められる「長期管理薬」と発作が起きたときにだけ使用する「発作治療薬」があります。喘息の治療には主に「吸入薬」という吸うことで薬を直接気道に届ける薬を使います。正しい吸入方法は院長がお伝えしますので、ご安心ください。
長期管理薬とは
長期管理薬とは風邪、ウイルス、冷たい空気、運動、ストレスなどで炎症を起こさない様に気道の炎症を抑えたり、気道を拡げる薬のことで発作を予防するための薬です。これは長期間使ってはじめて意味のある薬なので、症状が無いからと途中で辞めずに医師の指示にしたがって服薬してください。
発作治療薬とは
発作治療薬とは発作時に気管支を速やかに広げ、呼吸を楽にするための薬です。この薬はあくまでも気管支を広げ呼吸困難を抑えるための薬であり、気道の炎症を抑える働きはありません。そのため、発作治療薬だけに頼っていると炎症が続いたままになり、結果として気道の繊維化などを誘発し喘息が悪化する可能性があります。必ず長期管理薬を服薬しましょう。
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岡山市東区東平島の『大上クリニック』は、呼吸器疾患、生活習慣病、循環器疾患、消化器疾患、老年疾患、甲状腺疾患、感染症を扱うクリニックです。ご自身やご家族の身体や健康で少しでも不安なことがありましたら、お気軽にご受診ください。
