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不眠症(高齢者)

私たちの睡眠について

私たちの体は年齢と共に変化します。体力が衰え、視力が低下し、髪の色が白くなり、肌のはりが無くなるなど、多くの人が経験するかと思います。この様に目に見える、体感して分かる以外に、睡眠も年齢とともに変化するとされています。

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そもそも睡眠とは

私たちは毎日、ほぼ同じ時間に眠り、同じ時間に目覚めます。これは疲労の蓄積による「睡眠欲求」と体内時計が定期的に提供する「覚醒力」のバランスによって形成されており、これら2つの力がうまくバランスを取ることで、私たちは日々の睡眠リズムを維持しています。

睡眠自体も一定のサイクルを持っており、夢を見る「レム睡眠」と大脳が休息を取る「ノンレム睡眠」が個人差もありますが、約90分の周期で交互に現れ、朝に近づくにつれ、体は徐々に目を覚ますための準備を始めます。

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高齢者の睡眠パターンの変化

  • 健康な高齢者でも、睡眠が浅くなる傾向があります。これは、深いノンレム睡眠の時間が短くなり、浅いノンレム睡眠の時間が増えるためです。この結果、夜間にお手洗いで目が覚めたり、軽い物音によって度々目が覚めることが増えます。さらに、高齢者は早寝早起きの傾向が強くなります。これは、体内時計が前倒しになるためで、これにより血圧、体温、ホルモン分泌など、睡眠を支える多くの生理機能のリズムも変化します。しかし、これは単なる年齢に伴う自然な変化であり、病気を示すものではありません。
  • 一方で、睡眠時無呼吸症候群、夜間頻尿、むずむず脚症候群などの疾患により睡眠障害を引き起こすことがあり、これらの症状に適切に対処するための治療が必要になることがあります。

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睡眠障害の種類

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸が止まってしまう疾患、昼間の強い眠気、集中力の低下が見られ、高血圧、心臓病、脳卒中の発症リスクが高くなる可能性があります。

くわしくは睡眠時無呼吸症候群記事で解説しています

むずむず脚症候群

ドーパミンの働きが低下することで発症し、足の不快感により入眠に影響を及ぼす疾患です。鉄分不足が隠れていることがあります。

レム睡眠行動障害

夢の内容に依存し、身体を大きく動かしたり、大声が出てしまう疾患。パーキンソン病や、レビー小体型認知症などの疾患と関連性が高いとされています。

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岡山市東区東平島の『大上クリニック』は、呼吸器疾患、生活習慣病、循環器疾患、消化器疾患、老年疾患、甲状腺疾患、感染症を扱うクリニックです。ご自身やご家族の身体や健康で少しでも不安なことがありましたら、お気軽にご受診ください。

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