インフルエンザ
インフルエンザ予防とワクチン接種について
空気が乾燥してくるとインフルエンザウイルスをはじめとした多くのウイルスが活発になるとされています。なかでもインフルエンザは急性呼吸器感染症で、高熱、咳、頭痛、筋肉痛、全身の倦怠感などの症状を引き起こし、特に高齢者、幼児、持病を抱える人々にとっては、重症化しやすい病気であり、場合によっては命に関わることもあります。
このような重症化を抑える役割がインフルエンザワクチンです。インフルエンザワクチンは、感染を防ぐだけでなく、万が一感染した場合でも症状を軽減する効果があり、ワクチン接種は個人の健康を守るだけでなく、集団全体の健康を守る効果もあります。これは"集団免疫"と呼ばれる現象で、ワクチン接種を受けた人が多ければ多いほど、ウイルスが広がる速度を遅らせ、感染拡大を防ぐことができます。
特に現在のような新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行中において、インフルエンザとCOVID-19の同時感染による重症化を避けるため、インフルエンザワクチンの接種は従来のそれよりも重要であると考えられています。しかし、インフルエンザウイルスは常に変化し続けるため、毎年新しいワクチンの開発が必須となっており、その摂取も定期的に行うことが推奨されています。
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岡山市東区東平島の『大上クリニック』は、呼吸器疾患、生活習慣病、循環器疾患、消化器疾患、老年疾患、甲状腺疾患、感染症を扱うクリニックです。ご自身やご家族の身体や健康で少しでも不安なことがありましたら、お気軽にご受診ください。