骨粗しょう症
以下の症状に当てはまる方は骨粗しょう症かもしれません
・身長が縮んだ気がする
・腰や背中の痛みがある
・骨折しやすくなった
・姿勢が悪くなり、背中が丸くなる
・喫煙習慣がある
・お酒を飲む頻度が多く、ほぼ毎日飲んでいる
・牛乳やチーズ、魚類を食べる機会が少ない
・痩せている
・運動不足である
これらの症状がある場合、骨粗しょう症の可能性があります。『大上クリニック』では、骨密度を測定する検査を行い、骨粗しょう症の診断を行います。
骨粗しょう症とは?
私たちの骨は常に新しい組織へ少しずつ生まれ変わっています。しかし、加齢や生活習慣病、特に女性は閉経後の更年期に骨密度が低下し、骨がもろくなることで、骨折しやすい『骨粗しょう症』になります。
骨粗しょう症は現在、1280万人いるとされていますが、実際に医療機関で治療を受けている方は全体の20~30%しかいません。また、最近では高齢者だけでなく、若い年齢層でも無理なダイエットや夜遅くにご飯を食べること、飲酒頻度の多さにより骨粗しょう症が発症していることが増えています。
骨粗しょう症は長期的に見ると、骨折による日常生活の制限やQOL(生活の質)の低下を引き起こす可能性があります。治療できる病気であるため、骨折する前に骨の状態を知り、適切な対応をしましょう。
骨粗しょう症の予防方法
骨粗しょう症の予防には、カルシウムとビタミンD、Kの適切な摂取、適度な運動、禁煙・適度なアルコール摂取が重要です。
食事
骨密度を増加させる栄養素を含む食事を積極的に摂りましょう。カルシウムは1日当たり約700㎎が理想とされています。また、カルシウムだけでなく、カルシウムの吸収を助けるビタミンDやビタミンKも一緒に摂ることが大切です。ビタミンDやビタミンKを多く含む食材はキノコ類や豆類、ほうれん草などの葉物野菜もビタミンが多いです。
日光浴
現代人はその生活の特性上日光を浴びていないことが多いです。実は日光は浴びることで、ビタミンDを活性化し、食事で摂ったカルシウムの吸収を促進させる効果があります。1日で15分~20分程度で構わないので、日光を浴びることをおすすめします。
運動
骨を丈夫にするためには「骨に体重をかける」ことが大切です。特にウォーキング、ジョギングなどの有酸素運動がおすすめです。
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岡山市東区東平島の『大上クリニック』は、呼吸器疾患、生活習慣病、循環器疾患、消化器疾患、老年疾患、甲状腺疾患、感染症を扱うクリニックです。ご自身やご家族の身体や健康で少しでも不安なことがありましたら、お気軽にご受診ください。